京都の厨房屋オヤジのblog

親の代からの厨房屋です。厨房機器の事でしたらどの様な事でもお尋ねください。知り得る限りのお返事をさせて頂きます・・74歳になりましたので家族からは「無理はするな」と言われております・・

散骨・・

 

今年のお盆は我が家にはお寺のオッサンは

 

来ません・・ 私は親に縁が無く、母は小学校の

 

一年生で、父は中学の三年生の時に亡くなり

 

その後は親類の皆が世話をしてくれて学校も

 

出してくれました・・

 

厨房屋をしている親戚のオヤジの元で働きまして

 

現在に至っておりますが、今年のお盆にオッサンが

 

来ない訳は、これまで仏さんは、お盆は元より

 

毎月命日にはオッサンに来て貰ってましたが、

 

母も亡くなり65年、父も亡くなって55年経ちまして

 

「もう後の法要はないです。永い間のお守りは

ご苦労様でしたが、とっくに宇宙に帰られました」

 

とのオッサンのお話で今年から家族だけでお盆を

 

迎えます・・

 

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40年前の愛狗と私

 

そんなこんなで私も71歳になり、毎日終活に励んで

 

おりますが、お墓終いもしまして、はかない人生

(墓無い)

 

などと家族に言われております。

 

ただ自分としましては過去に北陸で猟の際に

 

亡くした愛狗を埋めた場所に

 

「散骨をして欲しい、今度そこに案内するから

一緒に葬って欲しい・・ 良い雉猟場なんだ・・

今でもあいつは一人で雉を追っていてワシが

来るのをきっと待ってる!」

 

カミさんの返事は

 

「残された家族は頼まれていても散骨なんか

絶対に出来ないよ・・ もし私が散骨して欲しいと

頼んでいてもお父さんなら出来る?」

 

「ああ、出来るとも・・」

 

などと強がりを言っております白髪頭の厨房屋の

 

オヤジですが、散骨は自分だけの我儘で、縁の

 

薄かった両親の元より、本当に愛狗の元に帰りたい

 

のは人間としては駄目なのでしょうか?・・

 

 

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