京都の厨房屋オヤジのblog

親の代からの厨房屋です。厨房機器の事でしたらどの様な事でもお尋ねください。知り得る限りのお返事をさせて頂きます・・74歳になりましたので家族からは「無理はするな」と言われております・・

墓参り・・

 

弊店ご近所のお得意様は何時も搬入や設置、

 

現場合わせなどは午前中が多いのですが

 

今回の納入は午後からとの事になりました。

 

「いやァ~、朝に墓参りに行こう思うてなァ~

涼しい時間に行って来るし、スマンけど今回は

昼からにしてェな・・」

 

「何時もおおきに、わかりました!気いつけて

行っとうくれやっしゃ・・遠いんでっしゃろ・・」

 

「キー付けんと車は動かんがな!

ワッハッハ・・古いかァ~」

 

バリバリの関西弁です・・

 

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45年前の私と愛狗

 

心の中で 「墓参りか~」 と唱える白髪頭の

 

厨房屋のオヤジです・・

 

北陸の猟場で亡くした愛狗の墓参りには毎年

 

行っているくせに色々な訳やこだわりが有って、

 

親の墓参りも永く行って無いのが自分でも

 

心の葛藤になっております・・

 

歳を重ねる度にその思いは強くなる様です。

 

過日に飲み処で隣りに座った紳士が私に

 

「以前に墓参りに行くと、何時も気になっていた

朽ちかけの墓が隣りに有って、年配だったけど

偉い別嬪さんがそこにお参りしてはった・・

キュンと抜き襟で粋な着物で、自分も家内が一緒

だったんでチラチラ見る訳にもいかなかったけど

ああいう人の墓参りというのは何か色気が有る

様で下世話な想像をしてしまいますな・・」

 

何か映画のワンシーンの様ですが、

 

「昔に聞いた都都逸

♪人に言えない縁ある方の秋の彼岸の墓参り♪

と言うのが有りましたよ・・」

 

と申し上げますと

 

「またまた粋なもんですなァ~」

 

野暮なオヤジでもこれくらいは言いますが、

 

ひねりの無い生き方をして参りました厨房屋の

 

年寄りは何事にもハンドルを中々うまく切る事が

 

出来ません・・良きも悪しきもです・・

 

それが自分の肥やしになっているのか?

 

はたまた垢になっているのか?

 

答えは自分が墓に入って、奇特にも墓参りに

 

来てくれる様な人がいたら聞いて見ようっと・・

 

 

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