京都の厨房屋オヤジのblog

親の代からの厨房屋です。厨房機器の事でしたらどの様な事でもお尋ねください。知り得る限りのお返事をさせて頂きます・・74歳になりましたので家族からは「無理はするな」と言われております・・

えらいこっちゃ!

 

昨日に厨房機器一切合切のお見積もりを

 

させて頂いておりました施主様からお電話で

 

「少し遠方になりますが、棟上げも終わって

客席や厨房の図面を送りましたので、排水や

コンセント位置などの状況も見て頂けたら

有難いのですが・・」

 

この様なお電話を頂きまして色々確認させて

 

頂きましたが、結構な山間地で民宿兼地元の

 

食材でのレストランを、とのお話でご住所を

 

確認しましてナビを探ると住所自体が出て来ず

 

グーグルマップでも駄目でしたのでお電話で

 

「正確なご住所を頂けますか?このままでは

商品の配送時にも運送業者やメーカーの

設置班も行く事が叶いませんが・・」

 



こうした状態で、結局はFAXで地図を送って

 

貰い辿り着く事ができました・・

 

本当に山の中と言う感じで景色は流石に最高で

 

現場には電気は来ておりまして、ガスはLPで

 

水道は地下水のモーター汲み上げの環境でした。

 

片道を高速で2時間30分のロンサムロードで

 

辿り着きましたが厨房屋の白髪頭のオヤジは

 

ドライブ好きですから何も苦にはなりません・・

 

「初めて現場を教えて頂き、また確認もさせて

頂きましたが、水道は地下水となりますと

製氷機や食器洗浄機は故障が早いですよ・・

基本的には水道水で使用する様に出来てます

ので地下水ではカルシウム結晶まみれになって

すぐに支障が出ます。一度メーカーの業務に

確認しましてどの様な対策が必要か確認します」

 

この様に説明しましたが、確か過去には軟水器

 

浄水器の様なものの設置を推奨された様な

 

記憶が有りました・・

 

何とか地下水汲み上げの工事が始まる前に

 

対処できればと思いながらの帰路につきましたが

 

当たり前に上水道完備と思い込んでいたのが

 

弊店の認識不足で、昔の様に

 

「世話の焼き過ぎは相手さんも迷惑よ!」 などと

 

カミさんに叱られた頃に戻って見なければ、などと

 

反省仕切りの厨房屋のトッチャン坊やです・・

 

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